運命数の計算方法(自動計算機付き)【カバラ数秘術】

運命数とは?

世の中には様々な占術・占い方法があります。占いには、人体の一部から視る手相(人相)占いや、住居の方角や位置などから占う風水、タロットカードや東洋占術など細分化すれば数えきれないほど、色々な占いで溢れています。

そんな中でも、易術や西洋の占術と同じぐらい古くからある占いに、数秘術という占いがあるのをご存知でしょうか?耳にしたことはあるかもしれませんが、実際はあまり占いの中身を知らないという人も多いと思われます。

その数秘術で使われるのが運命数です。

運命数を理解してもらうためにまずは数秘術という占いの魅力や的中率などについて紐解き、ご説明していきたいと思います。

数秘術占いの発祥

数そのものに神秘的な何かを感じて見出し、それを明確にしようとして度重なる研究を続けて、編み出されたのが数秘学です。その数秘学に、古代ユダヤの宗教から生まれた神秘主義のカバラという思想が結合されたものを、カバラ数秘術と言います。

古代ユダヤを発祥とするカバラ数秘術は、ユダヤ人の中だけで語り継がれてきたと云われております。その思想の真髄は、常識に固執せず偏見や主観的な意見を省き、多角的に物事を捉えたバランス感覚を重視する考えを基にしているとされています。

時代の荒波という困難に最も遭遇しながら、現代でも世界中で活躍するユダヤ民族の思想世界において、同じく時代と共に数秘術も生き残ってきました。そのような背景があるからこそ、数秘術は現実に適用させる力が強い占術として現在まで残っています。

数秘術の長い歴史

某ベテランの数秘術師によりますと、数秘術は長い歴史を持つ占術であり、創始者は古代ギリシャの哲学者ピュタゴラスであるとのことです。数には特別な意味があるという発想も、ピュタゴラス主義者から始まりました。その後に中世のユダヤ教のカバラと呼ばれる、聖書解読の技巧として用いられるなど、数秘術は存在感を表していました。

しかしながら、現代の数秘術の創始者を、古代ギリシャのピュタゴラスに認定するのは、厳密に言いますと正しくはありません。何故かと申しますと、現時点での一般的な数秘術師たちが用いています数の意味や、その操作など実際の細かな技巧は、ピュタゴラス主義者の形而上学と比較してみますと、そこには殆ど共通することはありません。

カバラ数秘術とは

現代はインターネット社会となりましたので、いつでも何処でも即座に見て調べられるという時代です。ですので、どの占術に関しましても溢れんばかりのサイトが存在しています。数秘術も、その内の一つかも知れませんが、よくカバラと数秘術を同意的に捉えている記事なども見かけます。

ですが、もっと実際は根深いものでして、そもそも本来カバラというのは聖典です。地球つまり世界の仕組みや物事、生と死の関係、人間が人である理由などの真相が記された書物です。従いまして、本当のカバラと数秘術を掛け合わせるのであれば、膨大な量の知識や術が必要かと存じます。

数秘術で解ること

数多在る占いや占術の中でも、数秘術の的中率は相当に高いと評価されています。主に生年月日の数字を用いて、運命数という数字を導き出して、その人間の運命を紐解くのが数秘術の根幹です。運命数からは、その人の色んな面が明らかになります。

運命数から解る部分は、その人の基本的な性格、適している職業、異性との相性、そして運勢などです。この運命数の導き方は簡単で、自分の生年月日を西暦で表して、数字の部分だけ一つずつ足し算するだけです。あと運命数は誕生数とも言います。

数秘術は非常に簡単な計算方法で、自身の色んな部分を表してくれる優れた占術です。運命数から解る部分も前術した以外に、自分では無意識な領域の潜在意識、身体能力、本能なども示してくれます。持って生まれた特徴を表すのが数秘術なのです。

運命数の求め方

手動で求めたい場合の運命数の計算式を簡単にご説明します。例えば生年月日が西暦1972年1月22日の場合でしたら、1+9+7+2+1+2+2=24、そしてゾロ目の11・22・33以外は最後の二桁24も2+4=6という感じで一桁にします。この場合の運命数は6となります。

先ほど記しました計算式で、運命数を導き出して数字の1から9までと、最後に残る二桁の数字が、ゾロ目の11・22・33だった場合との、計12通りが数秘術の運命数となります。この計算式で数字の0がある人の場合ですが、もちろん0も足して計算します。

1~9までと、ゾロ目の11・22・33の計12通りある運命数ですが、当然それぞれ全てにおいて異なります。持ち主の携える数字によって性格や相性、運勢や適職などが違うという意味です。ですが、同じ数字の運命数を持つ人と全てが同じとは限りません。

数秘術で見る相性

数秘術における相性に関しましては、元来「良い」「悪い」という表現で判断するべきではないとされています。その根拠は、自分と相手との間に生じるエネルギーの数値と性質を計り、愛し合えるパーセンテージやボルテージが高いか低いかのあ指針を確認するのが本懐だからです。ちなみに、その数値が数秘術の相性数と呼ばれるものです。相性数値が高い場合は良い、高くない場合を悪い相性と見立てて、表面上は各数字の組み合わせを良し悪しで敢えて提示しています。

ですので、他の表現方法が在るかも知れませんが「イエス」か「ノー」や「良い」か「悪い」で表したほうが、一般的に理解されやすくハッキリと二分されるので、多くの数秘術系サイト等は基本的な相性を良し悪しで記しているのだと考えられます。二人が一緒になることによって、新しいエネルギーを生み出すことや、お互いの短所を補い合って好相性に変化させることも多々ありますので、当初の相性数値が良くなくても二人の愛の展開次第で最高の相性にも成り得ます。

運命数が持つ意味

数秘術の運命数という名称の由来についてですが、人の生年月日は仮に何らかで書き換えても、真実は一つしかありません。つまり、一人一人の生年月日は当然一つだけしか存在せず、一生変わることは無いので、運命の数字と称したのが始まりだそうです。

1~9までの数字と、11・22・33のマスターナンバーで計12通りある運命数ですが、当然それぞれの数字によって性格や特徴などは違ってきます。その詳細については、また別の枠で記述させて頂く所存ですが、ここでは数字のキーワードのみ記します。

運命数01:リーダーシップ(才能も運もある)
運命数02:パートナーシップ
運命数03:創造と解放感
運命数04:堅実と安堵感
運命数05:情報と実体験
運命数06:愛情と包容力
運命数07:追求と分析力
運命数08:努力と生命力(とにかく仕事が出来る)
運命数09:観察と正義感
運命数11:インスピレーション
運命数22:コミュニティー
運命数33:万物の理解者

まとめ

数秘術は、数字が奇数か偶数によっても意味が異なります。まず、奇数は陰陽の陽で男性的な精神性が強いと言えます。普遍的なものや目に見えない要素も重視します。一方の偶数は陰陽の陰で女性的で、人との純粋な絆を重視する部分が特徴的です。

言うまでもないかも知れませんが、皆それぞれ生い立ちや生まれ育った環境、今まで出会ってきて影響を受けた人など十人十色です。占術の概念は、元来その人が備え持つ基本的な部分を表すことですので、人生の副読本として解釈する形が理想です。

ぜひ運命数を活用した数秘術占いを試してみてください。

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